High Quality Bag(高品質バッグ)は、開けると服か防具のスキンがランダムで1つ出るRustのSteamインベントリ用コンテナです。布(Cloth)70、木材(Wood)5、金属(Metal)1でクラフトでき(どれもスキンを分解して手に入るSteam素材です)、2026年10月時点ではSteamコミュニティマーケットで約11ドルで買えます。Big Grinのような4桁ドルのスキンが出る可能性もありますが、現実的には安いシャツやズボンが出るのがオチです。

ゲーム内の寝袋やルートとは何の関係もありません。存在するのはSteamのインベントリの中だけです。

High Quality Bagとは

Rustの4種類のスキンコンテナのうち、服を担当する上位版です。ほかにはLow Quality Bag、High Quality Crate(設置物)、Weapon Barrel(銃とツール)があります。Steamのアイテム説明には、バッグには服が入っていて、このバッグにはLow Quality Bagより質の高い服が入っている、と書かれています。

実装は2016年11月です。Rustafiedが2016年11月10日にバッグシステムを取り上げており、SCMMのアイテムデータではHigh Quality Bagの登録日は2016年11月11日になっています。開けるのに鍵は不要です。Rustのメインメニューのインベントリ画面から開けられ、クラフトするのも同じ画面です。

クラフトコスト

素材 数 分解して手に入るもの
布(Cloth) 70 服と防具のスキン
木材(Wood) 5 設置物のスキン(箱、ドア、バッグ)
金属(Metal) 1 武器とツールのスキン

このレシピは、SCMMのSteamアイテムデータ、Rust Fandom wiki、Corrosion Hourのどれでも一致しています。2025年1月にはSteamフォーラムのプレイヤーも、ゲーム内のクラフト画面から同じ布70、木材5、金属1を引用していました。実装当初のレシピは違っていて、Rustafiedの2016年の記事では布100となっていました。

スキンを1つ分解すると対応する素材がちょうど1つ戻ってくるので、このバッグには服か防具のスキン70個と、それ以外のスキン6個が必要です。だからこそ、ほとんどの人はクラフトせずに買っています。よくある勘違いが2つあります。

  • 素材はSteamアイテムで、ゲーム内の資源ではありません。先ほどのフォーラムの投稿者は、ゲーム内でHQMを1,700個買ったのに、なぜバッグがクラフトできないのか不思議がっていました。ゲーム内の布やHQMはここでは何の役にも立ちません。
  • 布、木材、金属はSteamマーケットでも買えます。2026年10月24日の出品価格はそれぞれ0.16ドル、0.17ドル、0.74ドルで、バッグ1つ分の素材は約12.79ドルになります。完成品のバッグより高いので、クラフトのためだけに素材を買うのは損です。

分解の手順はスキンクラフトのガイドで順を追って解説しています。

何が出るのか

服と防具のスキンです。Rust Fandom wikiによると、中身はおおむねマーケットで売買できる服・防具スキンのほぼすべてで、Low Quality Bagに入っている少数のスキンを除いたものとされています。サッチェルチャージのスキンが出たという報告もあります。ただしこれはコミュニティの共通認識であって、公式の表ではありません。Facepunchは中身のリストも確率も一度も公開していません。

バッグの元々のSteamの説明文には「レアアイテム」の一覧が載っており、Fandom wikiに記録が残っています。そのうちいくつかと、wikiが注目のドロップとして挙げているその他のスキンの、2026年10月24日時点のSteamでの価格は以下の通りです。

スキン アイテム Steamの最安出品価格
Zipper Face 即席バラクラバ $1,688.79
Big Grin メタルフェイスマスク $1,126.21
Creepy Clown Bandana バンダナマスク $968.50
Fire jacket ジャケット $642.66
Glowing Skull メタルフェイスマスク $154.47
Forest Camo Chest Plate メタルチェストプレート $33.46
Stitched Skin 即席バラクラバ $20.70
The Rust Knight 即席バラクラバ $2.76

Fire jacketは元の一覧には載っていませんが、wikiでは既知のドロップとして挙げられています。wikiはPunishment Maskも挙げていますが、確認した時点ではSteamに出品がありませんでした。The Rust Knightを載せているのは、昔の「レア」リストに入っていても今は価値があるとは限らない、という例を示すためです。

表の上位については注意点がひとつあります。SCMMのSteamアイテムデータでは、Big Grin、Fire jacket、Glowing Skullにはクレートからのドロップのフラグが付いていますが、Zipper Face、Creepy Clown Bandana、Punishment Maskには付いていません。つまり、この3つが今もバッグから出るのかどうかははっきりしません。現実的に狙えるのはBig Grin、Glowing Skull、Fire jacketだと考えておくのがいいでしょう。

確率

不明です。Fandom wikiの計算はすべてのアイテムが同じ確率で出ると仮定したもので、2021年11月時点のマーケットのアイテム数で計算すると、スキン1つあたり約917分の1でした。Esportfireも同じく均等な確率だとしています。どちらもFacepunchの裏付けがあるわけではないので、推測として扱ってください。誰もが同意しているのは、当たりのマスクはかなりの大穴だということです。

トレード、マーケット、価格

トレードもマーケット出品も可能です。Steamマーケットでは汎用品(コモディティ)扱いで、どれも同一のアイテムなので、購入注文は自動でマッチします。新しく入手したものには7日間のトレード・マーケット制限があるので、手に入れてすぐに転売することはできません。

2026年10月24日時点の価格:

  • Steamの最安出品価格: 11.12ドル、販売価格の中央値は11.05ドル、直近24時間の販売数は約199個
  • Steamの最高購入注文: 約9.66〜9.68ドル
  • サードパーティサイト: Rust Helpによると約8.12〜8.92ドル
  • 過去最高値: 2016年11月11日の20.38ドル(販売価格の中央値、Rust HelpとSCMMによる)

売るときはSteamの手数料が差し引かれます。出品データによると、11.12ドルで売れた場合、Steam手数料5%とFacepunch手数料10%を引いて、出品者の手元に入るのは9.68ドルです。価格は変動し、SCMMでは直近90日でバッグの価格が約14%下がっています。

開ける価値はあるか

お金で考えるなら、ありません。バッグを持っている時点で、売却できる価値として約9.68ドルを持っていることになります。開けるとそれがランダムな服スキン1つに変わり、Rustの服スキンの大半は1〜2ドルで売られています。Cobalt Labの2025年9月の記事では、1回あたりの平均の当たりは1〜2ドルと見積もられていました。Facepunchは検証できるデータを何も公開していませんが、まとめて開けた人の投稿内容とも合っています。

ほとんどの場合、バッグを開けるよりスキンを直接買ったほうが得です。

  • アイテムを自分で選べます。フェイスマスクやチェストプレートのスキンは、麻の靴のスキンよりもはるかに人目に付きます。
  • ほとんどの服スキンはバッグ1つより安く買えます。
  • ハズレを転売するときに、もう一度マーケット手数料を払わずに済みます。

開ける意味があるのは、素材が売る気のないゴミスキンから出たものだった場合か、11ドルを娯楽費と割り切って、ほとんどが無くなっても構わない場合だけです。前者の場合でも、未開封のまま売った場合と比べてみてください。服で安くギャンブルしたいだけなら、Low Quality Bagはおよそ7分の1の値段ですが、大当たりのマスクは出ません。

出典